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妊娠39週:出産後のサポートの輪を整えておく

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バッグはもう用意できているでしょう。赤ちゃんの部屋も、あるなら整っているはずです。それでも気持ちは自然と先へ進み、出産そのものを越えて、その後の日々へと向かっていきます。その「その後」への意識は、落ち着きのなさではありません。本能が、ちゃんと役に立つ仕事をしているのです。いまは、身のまわりにいる人たちについて、静かに、具体的に考えてみるよいときです。

自宅に戻ってからの最初の日々

出産後の一、二週間は、それまで想像していたものとはまったく違う感覚になることがあります。言葉ではうまく表せないほどの疲れを感じるかもしれません。授乳は、母乳であっても粉ミルクであっても、軌道に乗るまでに時間がかかります。気持ちは目まぐるしく、予測のつかない動きをします。そんなときそばにいて、あなたが何かを演じたり説明したりしなくてもよい空気をつくってくれる人の存在は、ほかの何よりも大きな支えになります。

誰に何をお願いするか考えてみる

サポートはひとつの形ではありません。いくつかの層に分けて考えると整理しやすくなります。食事をつくる、洗濯をする、少しの間赤ちゃんを見ていてくれて眠れるようにしてくれるなど、実際的なことが得意な人もいます。一方で、気持ちに寄り添うことが上手な人もいます。夜中の変な時間に電話できる相手、気持ちがいっぱいになったときに話を聞いてくれる人です。両方を兼ね備えた人もいるでしょう。誰がどんな役割に向いているかをあらかじめ大まかに把握しておくと、いざ何か必要になったときに途方に暮れずに済みます。

パートナーがいる場合は、出産前のいま、二人ともゆっくり考える余裕があるうちに、最初の数週間について話し合っておくとよいでしょう。どちらが何を担当するか。それぞれにとって「休む」とはどういう状態か。

頼れる人が少ないと感じるとき

近くに広いつながりがあるわけではない、という方も少なくありません。パートナーがすぐに仕事に戻らなければならない場合もあります。家族が遠方に住んでいたり、関係が複雑だったりすることもあります。そういう状況にあるのはあなただけではありませんし、そのことを取り繕う必要もありません。役に立てるかもしれないことをいくつか挙げます。

  • 通っている産院や病院を通じて知ることができる地域の親子グループは、同じ時期を過ごしている人たちとつながる場になります
  • 地域の助産師や保健師は、産後の早い時期に相談できる身近な存在です
  • オンラインのコミュニティは、対面のサポートの代わりにはなりませんが、夜中の三時に感じる孤独感を和らげてくれることがあります
  • ドゥーラという存在が身近にある場合は、出産から産後にかけて継続的なサポートを受けることができます
  • 近所の人や知人は、力になりたいと思っていても何をすればよいかわからないことがあります。漠然とお願いするより、具体的に伝えるほうが相手も動きやすくなります

必要なことを伝える

助けを求めることが、心から難しいと感じる方は多くいます。何かを認めてしまうようで、あるいは相手に負担をかけるようで、と感じるのです。でも、あなたのことを大切に思っている人のほとんどは、何が役に立つかを推測するより、教えてもらえるほうが嬉しいはずです。出産前に「最初の一週間、手づくりの食事を届けてもらえたら嬉しい」とか「一時間だけ赤ちゃんを見ていてもらえると眠れるのだけれど」といった具体的なメッセージを送っておくことで、相手は本当の意味で力を貸せるようになります。

すべてを完璧に整えなくてもよいのです。あなたが何を必要としているかを知っている、信頼できる人が一人か二人いるだけで、大きな違いが生まれます。

助産師や医師に聞いておきたいこと

担当のケアチームは、医療的なことだけでなく、実際的な面でも頼れる存在です。次の健診の前後に、産後のサポートとして産院や病院で利用できるものは何か、退院後に地域の助産師に相談するにはどうすればよいか、産後の早い時期に気持ちがつらくなったときはどこに連絡すればよいかを聞いてみてください。小さな質問でも、聞くことをためらわなくてよいのです。時間と気持ちの余裕があるいまのうちに確認しておくことは、自分自身のためにできる、とても確かな一歩です。


参考情報: NHS

この記事は一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。ご自身や赤ちゃんの健康については、医師または助産師にご相談ください。