妊娠36週:お産が近づいてきたとき、いつ連絡すればよいか
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妊娠36週は、不思議な「待ちの時間」のように感じられることがあります。入院バッグは半分しか準備できていないけれど、出産予定日はもうすぐそこまで迫っている。そして体に起きていることが、何を意味するのかよくわからない。そんなとき、もっとも役に立つことのひとつは、「いつ産院や病院に電話すればよいか」を自分の中ではっきりさせておくことです。その知識があるだけで、頭の中のざわざわした不安がずいぶん静まります。
すぐに連絡が必要なサイン
次のようなことがあれば、昼夜を問わず、すぐに産院へ連絡してください。出血がある、膣から液体がどっと流れ出たり少量ずつ続いたりしている、赤ちゃんの動きがいつもより明らかに少ない、なかなか治まらない強い頭痛がある、顔や手が急に腫れてきた、上腹部に痛みがある——これらが当てはまります。「何かおかしい」と強く感じたときは、その感覚を大切にして、迷わず連絡しましょう。
前駆陣痛と本陣痛の違い
この時期、ブラクストン・ヒックス収縮(おなかが不規則に張る感覚)はよくあることです。一方、本陣痛はそれとは少し違う感じがします。一定の間隔で繰り返され、時間とともに長く・強くなっていき、体を動かしても休んでも治まらないのが特徴です。どのくらいの頻度・強さになったら産院に来るべきかは、産院によって異なります。次の健診のときに、具体的な目安を確認しておくと安心です。
いざというときのために、あらかじめ確認しておきたいこと
まだ確認していなければ、今週中に以下の点を整理しておきましょう。
- 連絡先の電話番号はどこか。夜間や週末は別の番号になるか。
- 電話したとき、何を伝えればよいか——陣痛の間隔、強さ、ほかの症状など。
- 自宅で様子を見るのではなく、産院に向かうべきタイミングはいつか。
- 時間外に到着した場合、どの入口を使えばよいか。
- メインの番号につながらないときは、どこに連絡すればよいか。
これらの答えを、スマートフォンのメモや冷蔵庫の扉など、すぐ目につく場所に書いておくと、陣痛の最中に慌てて探さずに済みます。
日々を少しでも楽に過ごすために
身体的には、36週になると骨盤の下の方に圧迫感を感じたり、トイレが近くなったり、眠りが浅くなったりすることがよくあります。たとえ熟睡できなくても、横になって休むだけでも体の助けになります。ゆっくりとした散歩や軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすと、この時期特有のだるい重さが和らぐことがあります。横になっても楽な姿勢が見つからないときは、膝の間にクッションをはさんだり、おなかを支えるようにもう一枚当てたりすると、ずいぶん楽になる場合があります。
気持ちの面では、「早く終わってほしい」という気持ちと「怖い」という気持ちが入り混じっていても、まったく何も感じられなくても、どれも自然なことです。この最後の数週間の過ごし方に、正解はありません。
担当の医師や助産師に相談する
担当の助産師や医師は、あなたが心の中にしまっているどんな疑問も、これまでに何度も聞いてきています。どんな小さなことでも、遠慮なく聞いて大丈夫です。昨夜感じたことが気になっているなら、聞いてみましょう。お産のサインをもう一度確認したければ、そう伝えましょう。バースプランについてまだ気になっていることがあれば、今が話し合う良い機会です。健診はまさにそういった会話のためにあります。少し勇気を出して声に上げることで、気持ちがすっきりすることは、きっとあなたにとっての力になります。
この記事は一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。ご自身や赤ちゃんの健康については、医師または助産師にご相談ください。